シズの韓国語 
韓国人の友達と話していると、「車の調子が悪くて最悪」と言っていた。
以前にも車が故障をして70万くらい修理代にかかったらしい。
車には乗らないので詳しくはないけれど、70万といえば新しい車が買えるのではないか…！？
一体どこ産の車に乗っているんだ？とふと疑問に思い聞いてみると、ドイツ製とのこと。
ドイツ製の車はよく故障すると話す友達に、
「なんでそんなよく故障するドイツ製の車に乗るの？」
と聞いてみると、
「韓国人はドイツ製の車が好き」
とのこと。ドイツ製品といえば、ベンツだよね？と言うと、「そう、俺の車もベンツ」と言う友人。
ここで、なぜ友人がよく故障するドイツ製のベンツに乗っているのか、ピンと来ました。
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必要以上に世間体を気にする韓国人
激しい競争社会の韓国は、
- どこの大学を出たのか？
- どんな企業に勤めているのか？
- どんな車に乗っているのか？
など、スペック重視の社会でスペックでその人の価値を決められてしまう。
大学受験の日にはパトカーが出動するくらいで、大学受験を失敗すると人生が終わったかのように感じる人も少なくない。
そんな激しく「世間体」を気にする韓国人にドイツ製の車が人気なのは、高級車に乗ることで自分の経済力や価値を誇示したいからだ。
価値の基準が自分ものさしではなく世間のものさしである韓国
ドイツ製のベンツがよく故障するという友人に、「日本車にすれば？日本車は優秀だよ」と言うと、確かに日本車は優秀だよねと言っていた。
以前はホンダの車に乗っていたらしく、その車は一度も故障したことがなかったらしい。
一度も故障したことのない日本車ではなく、よく故障するベンツに乗っている友人に、
「世間的にいくら価値があるからといって、あなたにとっても価値があるとは限らないよね？ものの価値って誰かが決めるのではなくて、自分が決めるものだよ」
と思わず言ってしまった。
そうすると友人は、
「確かにそうだよね…。個性を大事にする日本を見習わないといけないね」
なんてことを言っていた。
韓国人も気づいているはずなのに…
韓国ドラマを観ていると、
「いい大学やいい会社に入ることがすべてではない。何気ない日々の中に幸せがあるんだ」
感じのことを訴える作品も多く、そういう作品が人気になっていたりする。
だから多分、多くの韓国人も気づいているのだと思う。韓国の競争社会は異常だということに。
自殺率が高く、深刻な少子化を招いているのもそういう社会が原因だからだろう。
韓国好きな私にとっては非常に残念な側面であり、できることなら何とかしたいと思うほどだ。
韓国に住むと幸せの基準がわからなくなる件
Twitterである人が、
「韓国に住んでから幸せの基準がわからなくなった」
とつぶやいていた。
みんながみんな、世間基準の幸せに向かって生きていて、そんな社会で生活していたら自分にとって何が幸せなのかわからなくなったのだという。
今はSNSもかなり発達して日常の一部となったので、嫌でも他人のキラキラした生活が目に入る。
実際はその人の生活すべてがキラキラしているわけではなく、ただ単にキラキラした部分だけを発信しているだけ…
いや、実際は全然キラキラなんてしていないのに、キラキラを装っているだけの人もかなり多いと思う。
韓国は好きだけど、住んだら嫌いになるかも！？
これだけ韓国語オタクで韓国好きの私であっても、実際に韓国に住んだら嫌気がさすかもしれない。
旅行で数日滞在する分にはいいんだけど、数年住むとなれば、不便な面もたくさんあるだろう。
例えば韓国に住んでいるフォロワーさんがこんなことをつぶやいていた。
韓国での地味なストレス。ラップが切れない、ツナ缶のプルタブ？が途中で取れる、ペットボトルのラベルが上手く剥がれない
— うさと🐰 (@YS75JxlP3TrGojx) January 17, 2024
日本に住んでいると当たり前のことも、韓国に行くと当たり前でなくなってしまう。
もちろん、韓国の方が優れていることもたくさんあるんだろうけど、やっぱり不便に思うことの方が多いと思う。
いつかは韓国に住みたいという夢はないけれど、とりあえず数か月とか一年とか、長期で韓国文化にどっぷり浸かってみたいという気持ちはある。
私も韓国に長期滞在すれば、韓国のことを嫌いになるかも！？
