「思い出す」を意味する韓国語には、기억나다と생각나다がありますが、これらの違いとは何なのでしょうか?
今回は기억나다と생각나다の違いと使い分けについて、解説していきます!
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「思い出す」を意味する韓国語기억나다と생각나다の違いと使い分け
기억나다と생각나다にはどちらも「思い出す」という意味がありますが、それぞれニュアンスや使われ方が異なります。
それぞれの違いを簡単に説明すると、
- 기억나다:記憶が蘇る
- 생각나다:思いつく
このようになります。
기억나다:記憶が蘇る
기억나다は「記憶が蘇る」「覚えている」という意味で使われ、具体的な記憶や過去の出来事、経験が頭に浮かぶことを指します。
갑자기 그날의 일이 기억났어요
突然あの日のことを思い出しました
시험 문제가 하나도 기억나지 않아요
試験問題が何一つ思い出せません
그 노래를 들으니까 옛날 일이 기억났어요
その歌を聞いたら昔のことを思い出しました
このように기억나다は、より個人的で明確な記憶を思い出す場合に使われます。
생각나다:思いつく
생각나다は、特定の状況や関連性から自然に何かを思い出す場合や、ふと頭に浮かぶ場合に使われます。
이 사진을 보니까 옛날 친구가 생각나요
この写真を見たら昔の友達を思い出します
비가 오니까 우산을 두고 온 게 생각났어요
雨が降ってきて、傘を忘れてきたことを思い出しました
시험 볼 때 답이 잘 생각나지 않았어요
試験中、答えがなかなか思い出せませんでした
このように생각나다は具体的な記憶というよりも、連想やインスピレーションのニュアンスが強くなります。
「思い出す」を意味する韓国語기억나다と생각나다の違いと使い分けまとめ
기억나다と생각나다はどちらも「思い出す」という意味がありますが、それぞれこのような違いがあります。
- 기억나다:過去の出来事や具体的な記憶が頭に浮かぶ場合
- 생각나다:連想や何かをきっかけに自然に頭に浮かぶ場合
記憶そのものを思い出す場合には기억나다を、連想やひらめきで思い出す場合には생각나다を使います。
状況によっては기억나다と생각나다の置き換えが可能ですが、기억나다は記憶そのものに焦点を当てる場合に使われます。
そして생각나다は기억나다よりも少し抽象的・感覚的なニュアンスを持ちます。
それぞれ使い方とニュアンスが少し異なるので、使い分けができるようにその違いを覚えておきましょう。