「ありがとうございます」を表す韓国語として、多くの人が思いつくのが「감사합니다(カムサハムニダ)」だと思います。
でも、韓国語には「고맙습니다(コマッスムニダ)」という表現もあり、こちらも同じく「ありがとうございます」という意味になります。
では、감사합니다と고맙습니다の違いって一体何なんでしょう?
今回は、감사합니다と고맙습니다の違いについて説明していきたいと思います!
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감사합니다と고맙습니다の意味
まず감사합니다の原形は「감사하다」となり、「感謝する」という意味になります。
そして고맙습니다の原形は「고맙다」となり、「ありがたい」という意味になります。
こうして原形を見ると、감사합니다は動詞であり、고맙습니다は形容詞であることがわかります。
意味は同じ「ありがとうございます」になりますが、原形を見るとまったく違うものであるということがわかります。
감사합니다は「ありがとうございます」と訳されますが、直訳すると「感謝します」となります。
감사합니다と고맙습니다の使い分け
どちらも「ありがとうございます」という意味になる감사합니다と고맙습니다ですが、使う場面がちょっと異なり、そのニュアンスにも若干違いがあります。
감사합니다が使える場面
감사합니다は丁寧な言い回しになるので、敬意を持ってお礼を言いたいときや、年上や目上の人に対しても使える表現です。
基本的には自分より立場が上の人、他人に対して使える表現です。
例えば私は韓国旅行中、お店の人やタクシーの運転手さんなどには「감사합니다」を使います。
また、감사합니다よりもさらに丁寧な表現として、「감사드립니다」という表現もあります。
これは日本語にすると「感謝申し上げます」という感じになり、授賞式のスピーチなどで使われたりする表現です。
고맙습니다が使える場面
고맙습니다も敬語になるので丁寧な表現という意味では감사합니다と同じですが、使う場面が少し異なります。
고맙습니다は감사합니다よりも少し砕けた雰囲気があるので、親しみを込めたニュアンスとなります。
なんていうか、감사합니다は少し堅い印象で、고맙습니다は少し柔らかい印象という感じでしょうか。
韓国ドラマを観ていても、親しい間柄で「고마워」「고마워요」と言っている場面はよく見かけますが、「감사해」「감사해요」と言っているのはあまり見ないですよね?
감사합니다と고맙습니다の違いまとめ
감사합니다と고맙습니다の違いを簡単に言うと、
- 감사합니다:丁寧で堅い印象
- 고맙습니다:親しみが入った印象
という感じでしょうか。
会話で使い分けるのであれば、目上の人や親しくない人に対してのお礼は감사합니다を使っておけば問題なし。
年上の知人や親しい友人であれば、고맙습니다/고마워요/고마워を使えば大丈夫です。