「バレる」を意味する韓国語들키다・티나다の違いと使い分け

韓国ドラマを観ていると、「バレる」という意味で들키다・티나다という表現がよく使われています。

ところでこの2つの違いとは何なのでしょうか?

今回は、들키다・티나다の違いと使い分けについて、解説していきます!

「バレる」を意味する韓国語들키다・티나다の違いと使い分け

들키다・티나다の違いを簡単に説明すると、

  • 들키다:隠していた事実や秘密が具体的に知られる
  • 티나다:隠そうとしているのに態度や行動から気配を感じ取られる

それぞれ詳しく説明していきます。

들키다:隠していた事実や秘密が具体的に知られる

들키다は隠そうとしていたことが他人に知られたり、証拠が露呈したときに使われる「バレる」です。

시험 시간에 커닝하려다가 들켰다

試験中にカンニングしようとしてバレた

몰래 가져온 간식이 들켰다

こっそり持ってきたおやつがバレた

숙제를 안 한 게 선생님께 들켰다

宿題をやっていないことが先生にバレた

このように들키다は、行為が誰かに見つかったり、証拠が露見した場合に使われます。

티나다:隠そうとしているのに態度や行動から気配を感じ取られる

티나다は、本人は隠そうとしているけれど、隠しきれておらず態度や行動に出てしまうときに使われる「バレる」です。

긴장한 게 티나니까 진정해

緊張しているのがバレバレだから、落ち着いて

그 사람이 그녀를 좋아한다는 게 너무 티났다

あの人が彼女を好きだというのがバレバレだった

거짓말하려는 게 티나

嘘をつこうとしているのがバレバレだよ

このように티나다は、隠しきれていない状態を表す場合に使われます。

「バレる」を意味する韓国語들키다・티나다の違いと使い分け

バレるを意味する들키다と티나다ですが、それぞれを別の言葉で表現すると、

  • 들키다:見つかる、暴露される
  • 티나다:雰囲気でわかる、不自然だ

このようになります。

들키다は隠し事が完全に露呈しまう状態を表し、티나다は雰囲気や態度・行動からバレバレな状態を表します。

それぞれのニュアンスを理解して、使い分けができるようにしましょう。