韓国語の初級で習う文法「~と」を表す韓国語には、
- 와
- 과
- 랑
- 하고
の4つがあります。
ところでこれらの違いって何なんでしょう?
どうやって使い分けたらいいのでしょう?
韓国語初心者さんが疑問に思うこの問題を今回は分かりやすく解説していきたいと思います!
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韓国語「~と」を表す와・과・랑・하고の違いと使い分け
「~と」を表す4つの語句はそれぞれ日常的に使われるものなので、違いをしっかり理解しておきましょう!
韓国語「~と」を表す와の使い方
まず와ですが、直前の文字にパッチムがないときに使われます。
- 친구와:友達と
- 나와:私と
- 엄마와:お母さんと
そして와は基本的に文語体で使われる語句なので、会話よりも文章で使われます。
とはいえ、会話で全く使われないというわけではなく、会話で使われることもあります。
韓国語「~と」を表す과の使い方
そして과は直前の文字にパッチムがあるときに使われる語句です。
- 행복과:幸せと
- 한글과:ハングルと
- 일본과:日本と
과も使い方は와と同じで基本的に文章で使われます。
韓国語「~と」を表す랑の使い方
랑は直前にパッチムがあろうがなかろうが使える語句です。
- 친구랑:友達と
- 행복이랑:幸せと
- 엄마랑:お母さんと
- 일본이랑:日本と
ただし、直前にパッチムがあるときは「이랑」と「이」が付け加えられます。
랑の特徴は会話で使われる語句であるということです。
基本的に会話のみで使われるので、文章で使われることはありません。
韓国語「~と」を表す하고の使い方
하고はパッチムの有無に関わらず使える語句です。
- 친구하고:友達と
- 엄마하고:お母さんと
- 일본하고:日本と
基本的に文章・会話に関わらずどちらでも使える便利な語句なのですが、とはいえ와・과・랑に比べるとあまり使われていない感じです。
というのも、하고「~と」を表す語句の他にも動詞の하고もあるため、ややこしいからです。
例えば「幸せと」と言いたいときに「행복하고」と言ってしまうと、「幸せで」という意味にもなるのでこういう場面では使われません。
初心者さんにとっては「~と」を表す하고と動詞の하고の区別が難しいとは思いますが、これも慣れなので勉強しているうちに区別出来るようになります。
文章だと와・과、会話では랑がよく使われる
「~と」を表す語句ですが、文章では基本的に와・과がよく使われ、会話では랑がよく使われます。
韓国ドラマを見ていると와・랑・하고が使われていますが、普段の会話では와・랑を覚えておけば問題ないと思います。
文章を書くときには와・과さえ覚えておけば大丈夫です。
使い分けられるようになるには慣れるのみ!
私も初心者の頃はなかなか使い分けが出来なかったのですが、最初はそんなものなのでそこまで気にしなくて大丈夫ですよ。
どんな韓国語もそうですが、使っているうちに慣れていきます。
たくさん韓国語の本を読んだり、
たくさん韓国ドラマを観たり、
韓国のニュースを毎日読んだり、
そうやって日頃から韓国語に触れていると、いつの間にか自然に理解出来るようになって自然に使い分けも出来るようになります。
なので理解が難しいときは無理して理解しようとせず、そういうものなんだと軽く受け止めてどんどん先に進みましょう!