韓国語は独学でも学べるけど、独学が苦手な人は韓国留学だったり韓国語教室に通うことを考えるかと思います。
でも、このとき注意するべきことがひとつあります。それは、
韓国留学に行ったからといって、韓国語教室に行ったからといって、韓国語ができるようになるという保証はないということ。
韓国留学をするにしても、韓国語教室へ通うにしても、韓国語の基礎部分だけは自力である程度勉強しておくことをおすすめします。
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「韓国留学=語学上達」ではない
昔、留学カウンセラーをしていたのですが、留学申し込みをする人の中には一定数「留学すれば語学が上達する」と思っている人がいました。
そういう人たちは事前に勉強することもなく、何の準備もなしに留学先に行き、現地でかなり苦労をしていました。
現地で苦労して語学力が伸びればそれでいいのですが、結果的には語学力もたいして伸びずに帰国していました。
何が言いたいのかというと、結局は独学も留学もスクールも、能動的に学ぶ姿勢がないと語学力は伸びないということ。
留学して語学力がものすごく伸びる人もたくさんいますが、そういう人たちは授業だけでなく予習や復習もしっかりやっていて、受け身の姿勢で授業を受けるのではなく、能動的に学んでいました。
スクールに通っていた上級者を見たことがない件
韓国語スクールを否定するわけではないのですが、韓国語がすごく上手い人で「スクールに通って学びました」という人を見たことがないんですよね。
日本語が上手な韓国人も、「スクールに通いました」って言ってる人を見たことがないし…。
これは私の個人的な意見なのですが、韓国語スクールは初心者向けで、基礎をしっかり学んで固めたいという人や、勉強の仕方がわからなくてその手がかりが知りたいって人向けな気がします。
スクールに通うとしても毎日通うわけではないし、仮に週3で通うとしても週4は授業がないわけで、そう考えると授業以外の時間は結局自力で勉強しないといけません。
そして自力で勉強できる人ならスクールに通う必要もないので、そう考えると100%スクールで韓国語を学ぶというのは非現実ですよね。
留学は独学できる人におすすめ
留学は日本で韓国語スクールに通うよりも韓国語に触れる時間が多いので、韓国語上達にはすごくいい選択のひとつだと思います。
ただ、当然ながら留学しても韓国語をあまり使わなければ上達しないし、勉強せずに遊んでばかりいても語学力は伸びません。
結局留学しても、授業以外の時間にどれだけ勉強するかが大事になってきます。
だから韓国留学は独学できる人なら、さらに語学力を伸ばすことができると思います。
韓国語スクールに通うなら目標は明確に
韓国語スクールに通うなら、「韓国語が上手くなりたい」というようなざっくりした目標ではなく、具体的で明確な目標を持って通うのがおすすめです。
例えば会話力を伸ばすために会話中心で学ぶとか、
TOPIK6級取るためにTOPIK対策をするとか。
もし私がスクールに通うのであれば、会話中心で会話練習をしますね。
そこで発音矯正をしてもらったり、イントネーションを矯正したり、自然な言い回しを学んだり。
どうせお金を払って授業を受けるなら、ひとつのことを集中的に強化したいです。
韓国留学も韓国語スクールも本質は独学と同じ
韓国留学すると語学がものすごく上達するようなイメージですが、結局は現地で自分がどれだけ能動的に勉強するかが大事です。
スクールも同じで、授業以外の時間に自分がどれだけ勉強するかが大事。
そう考えると本質は、韓国留学も韓国語スクールも独学と同じなんじゃないかなって私は思います。
結局のところ、知識って誰かが与えてくれるものではなくて、自分で養っていくものですからね。
だから韓国留学や韓国語スクールを考えているなら、留学やスクールが必ずしも語学上達には直結しないということを覚えておくことをおすすめします。