韓国語で코끼리 비스킷(ゾウのビスケット)という可愛い表現があるのですが、これはどんな意味があるのか知ってますか?
코끼리 비스킷とは、食べた気がしないほどの少ない量を意味する言葉で、
그에게 불고기 1인분은 코끼리 비스킷이다
彼にとってプルコギ一人前は少なすぎる量だ
다이어트 한다고 밥을 코끼리 비스킷만큼만 먹었더니 하루 종일 배고팠어
ダイエットをしているからってご飯をちょびっとだけ食べたら一日中空腹だったよ
このように使います。
この코끼리 비스킷という表現の背景には、象のように大きな存在がビスケットのように少量の食べ物で満足するはずがない、という皮肉が込められています。
韓国語にはこのように動物を使った面白い表現がいくつかあり、코끼리 비스킷以外にも、
닭똥 같은 눈물(鶏の糞のような涙)=大粒の涙
여우 같다(きつねのようだ)=ずる賢い
このような表現もあります。
日常会話で頻繁に使われるような表現ではありませんが、こういう面白い表現を知っていると、会話のネタにもなり話が盛り上がるかもしれませんよ。