韓国語を勉強していると実力試しに試験を受けたくなるものですが、果たして韓国語上達のためにハン検やTOPIK試験って受ける必要があるのでしょうか?
私は独学歴3年でハン検準2級・TOPIK6級に合格していますが、韓国語上達のために必ずしも試験は受ける必要はないと考えます。
ただ、受験するのとしないのとでどちらがいいかと聞かれたら、受験することをおすすめします。
受験しないと韓国が上達しないということはありませんが、受験するメリットは想像以上に多いです。
今回は受験を検討されている方に、私の経験をもとに韓国語の上達と試験についてお話していきます。
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韓国語上達のためにハン検やTOPIK試験は必ずしも受ける必要はない
TOPIKやハングル検定はあくまでも試験であり、その結果が必ずしも実践力とイコールになるわけではありません。
ハングル検定1級に合格している人でも会話がスムーズにできないという人はいるし、TOPIK6級合格者でも韓国ドラマを字幕なしで理解できるというわけではありません。
逆に試験を一度も受けたことはないものの、韓国語を流暢に話す人もいれば韓国ドラマを字幕なしで理解できる人もいます。
TOPIKやハングル検定には日常会話ではあまり使用しない難しい語彙もたくさん出てきますし、日常会話で使われる韓国語って案外簡単な語彙が多いものです。
なので留学や就職に必要だというような理由がない限り、試験は別に受ける必要はないし、受験せずとも韓国語は上達します。
試験を受けることのメリットとデメリット
必ずしも試験を受ける必要はありませんが、試験を受けることのメリットは大きいです。
メリット①語彙が増える
ハングル検定にしてもTOPIKにしても、試験に合格するためには語彙力が必要不可欠です。
そのため試験対策をしていると、自然と語彙が増えます。
日常ではあまり使わないような難しい単語や慣用句、ことわざなどもありますが、知っているに越したことはありません。
私もハングル検定とTOPIKを受験することで、一気に語彙が増えて韓国ドラマも推しの話す韓国語も理解しやすくなりました。
メリット②自信がつく
TOPIKやハングル検定を受験して合格できると、それが自信につながります。
自信がつくと勉強のモチベーションも上がり、さらに勉強にすることで実力はどんどん伸びていきます。
私も難しめのハングル検定準2級に合格したり、TOPIK初受験で6級に合格できてすごく自信がつきました。
この成功体験のおかげで「頑張ればちゃんと成果を出せる」と確信でき、これまで挫折することなく勉強を続けてこれました。
メリット③留学や就職に有利になる
TOPIKの成績は韓国の大学に留学するときに有利になります。
また、韓国語を使う仕事がしたい場合にもTOPIKやハングル検定の上級レベルに合格していれば、有利に働きます。
というか、韓国語を使う仕事の場合は応募条件がTOPIK5級以上とかハングル検定2級以上とかになっています。
ハングル検定は日本国内だけで行われる試験なので留学や海外就職には使えませんが、TOPIKは世界的に行われている試験なので有利になります。
試験を受けることのデメリット
では、ハングル検定やTOPIK試験を受けることのデメリットですが、私はこのように考えています。
- 実践力がつきにくい
- 勉強が面白くない
試験を受けることで確かに語彙は増えるのですが、会話力は正直それほど伸びません。
試験勉強って韓国語の実力を伸ばすための勉強というよりも、試験で高得点を取るための勉強になってしまいます。
そうなると勉強そのものがちょっと苦痛というか、面白みのないものになりがち…。
韓国語上達のための勉強なら韓国ドラマや推しの動画、K-POPなど楽しみながらできるのですが、試験勉強はひたすら問題と向き合うのでちょっと辛いです。
韓国語上達のために必要なこと
韓国語上達のためにハングル検定やTOPIKの受験が必ずしも必要ではないのなら、何が必要なのでしょうか?
私は韓国語ネイティブである韓国人と出来るだけたくさん会話をすることが大事だと思います。
今まで独学で3年ほど韓国語を勉強してきましたが、私の韓国語が上達した一番の要因は韓国人とたくさん会話してきたからだと確信しています。
ネイティブと話すことでテキストには載っていないスラングや造語も学べるし、韓国人が普段よく使う語彙や表現をダイレクトに学ぶことができます。
そして韓国人と会話すると韓国の文化にも詳しくなり、韓国文化に詳しくなるとより韓国語が理解しやすくなります。
なのでハングル検定やTOPIK受験を悩んでいるのであれば、それよりもアプリなどを使って実際に韓国人と会話してみることを強くおすすめします!