パノラマケーブルカーを楽しんだあとは、風の丘に向かいました。
風の丘も巨済島の観光スポットとして有名な場所で、韓国人の方にも勧められたので期待大です。
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タクシーの運転手さんにちょっと不信感
さて、パノラマケーブルカーは山の中にあるのですが、ここから風の丘まではどうやって行こうか……?
駐車場のほうに向かって歩いていると、バスの停留所とタクシー乗り場を発見しました。
タクシー乗り場があるということは、タクシーを呼べるということ。
それならカカオタクシーも使えるだろうと思い、アプリでタクシーを呼び出すと、無事に山の中まで迎えに来てくれました。良かった…
タクシーで15分程度の距離だったのですが、結構山道を走るので、乗り物酔いする人は酔い止め必須です。
私は普段は乗り物酔いしないので酔い止めは飲まなかったのですが、なんとか大丈夫でした。
目的地に着いてタクシーを降りようとすると、運転手さんが声を掛けてきました。
「支払いがまだだよ」
ん?カカオタクシーはクレカ登録してあり、降りると同時に自動でカード決済される仕組みになっています。
今までもずっとこの支払い方法でタクシーを乗ってきたので、なんで決済できないのか謎でした。
「カードで自動決済されるはずなんですが……」
そう言っても運転手さんはずっと、「カード決済できないから直接支払って」と言ってきました。
えー…そんなこと今まで一度もなかったのに……
ちょっと不安になったので、「二重決済されないですか?」と聞くと、「それはないから大丈夫」というので、仕方なくカードを渡して決済してもらいました。
結局、アプリ上での支払額は0ウォンになっていたので、二重決済はされなかったようです。
ただ、支払いのときに金額を確かめていなかったので、いくらで決済されたのかわからない……
領収書もくれなかったし、カードの明細でるまでわからないよ(泣)
そして運転手さんが、「帰るとき電話してくれたらまた迎えにくるよ」と言うので、電話番号を教えてもらいました。
電話番号をメモしたあと、「一回電話かけてみて」というので、教えてもらった番号に電話すると無事に運転手さんに繋がらいました。
カード決済の件があるので、運転手さんが親切な人なのか、それともボッタクろうとした悪い人なのか、この時点ではよくわかりませんでした。
オーシャンビューのカフェで綺麗な景色を独り占め
風の丘に到着しました。



ここも景色が綺麗で、期待通りの場所でした。
カップルで来たらとても良さそう♡
風の丘にあるカフェがオーシャンビューだったので、ここでひと休みすることにしました。
メニューを見て、注文しようとしたところ、レジにスタッフが誰もいない。
レジ前で少しウロウロしていると、ひとりの人がお店に入ってきて、レジの奥に入っていきました。
スタッフさんのようだったので、「注文してもいいですか?」と聞くと、対応してくれました。
「テラス席もあるので、良かったらそちらでどうぞ」
と親切に案内してくれ、海の見えるテラス席に行きました。

オーシャンビューのテラス席、お客さんは私しかいません。

ひとりで優雅にアップルマンゴーアイスクリームをほおばりながら、海を眺めてのんびり癒やしのタイム。
あぁ、贅沢な時間……
丘にあるカフェはこの一軒だけだったのですが、なぜか私以外にお客さんは誰も入ってこず、ずーっと貸切状態でこのオーシャンビューの特等席を満喫できました。
こんな素敵なカフェなのに、なんでお客さん全然来ないんだろ?って不思議に思っていたのですが、店を出るときにその理由がわかりました。
店のドアには「CLOSE」の文字が……。
そういえばトレーを返却したとき、スタッフの人がみんなでご飯を食べていました。
私が入った後に店がお昼休憩でクローズしたのかな?
まさかクローズ中の店に入って注文しちゃったんじゃないよね?それだったらさすがに追い出されるよね??
スタッフさんが親切に対応してくれたのと、私が入る前にお客さんが一組いたので、多分私が入った後にクローズしたものと思われます。
お客さんがいてもクローズしちゃうとか、みんなでご飯食べてるとか、こういうゆるりとした韓国が好き。
ボッタクリじゃないとわかってホッ
風の丘での韓国を終え、ホテルに戻ることに。
さて、さっき電話番号を教えてもらった運転手さんに電話して迎えに来てもらうか、カカオタクシーを呼び出すか……
ちょっと迷ったのですが、さっきの運転手さんに連絡したほうが迎えに来てもらう場所とかわかりやすいしスムーズかと思ったので、不信感は残りつつも電話してみました。
「ヨボセヨ(もしもし)」
「さっき風の丘で降りた者ですが、迎えに来てくれますか?」
「じゃあ、さっき降りたところまで行くから、そこで待っててください」
「わかりました。お願いします」
数分後、さっきのタクシー運転手さんが迎えに来てくれました。
「トンベクホテルまでお願いします」
「トンベク?」
「はい、동백호텔(トンベクホテル)です。コヒョンにある……」
「コヒョンのね、はいよ」
運転手さん、ナビとかつけるでもなく、「コヒョンのトンベクホテル」と聞いただけで走り出しました。
本当に場所わかってるの……?
ちょっと不安になりましたが、NAVERマップで経路を確認していると、ちゃんと問題なくホテルの方に向かって走っていました。
韓国のタクシーは運転が荒い、なんてよく聞きますが、この運転手さんは運転が荒いというか、スピードをめっちゃ出す。
くねくね曲がり道の多い山道なのに、めっちゃスピード出すからジェットコースターに乗ってるみたいでした(TдT)
そして普段は乗り物酔いしない私ですが、途中から気持ち悪くなってきました。
ホテルまでの乗車時間が50分くらいと長かったのもあり、目を閉じて気分を整えつつも、地図でちゃんと位置を確かめながらなんとか耐えました。
無事にホテルに到着し、今度はしっかり金額を確認してカードで支払いました。
タクシー代は、カカオタクシーで見た金額と同じくらいだったので、ボッタクリではなかったようです。