먹다を使う慣用表現いろいろ【知っていると便利!】

먹다には「食べる」という意味がありますが、いろんな名詞と組み合わせていろんな意味で使われます。

そこで今回は、먹다を使った慣用表現をいろいろご紹介します!

먹다を使った慣用表現は日常でも使われることが多く、知っておくと何かと便利なので、この機会にぜひ覚えてくださいね。

먹다を使う慣用表現いろいろ

日常会話でもよく使われる먹다を使った表現を、いろいろ紹介していきます。

마음을 먹다=決心する

마음을 먹다は直訳すると、「心を食べる」となりますが、決心するという意味になります。

다음달에 퇴작하기로 마음을 먹었다

来月で退職することを決心した

한국에 유학을 가기로 마음을 먹었다

韓国に留学しようと決心した

한국에 이사를 가려고 마음을 먹었다

韓国に引っ越そうと決心した

「決める」という韓国語は、

  • 정하다
  • 결정하다

という単語がありますが、この二つはちょっと形式的というか事務的なニュアンスが強いです。

日本語にすると「定める」「決定する」という感じですね。

それに比べて「마음을 먹다」という表現は、自分の意志だけで決めたというニュアンスになります。

나이를 먹다=歳をとる

나이를 먹다は直訳すると、「歳を食べる」となりますが、歳をとるという意味になります。

나이를 먹으면 체력이 떨어져

歳を取ると体力が落ちるよ

오늘 한 살 나이를 먹었어요

今日1歳としをとりました。

나이를 먹어도 꿈은 이룰 수 있어

歳をとっても夢は叶えられるよ

また、「歳をとる」という表現には「나이를 들다」という言い方もあります。

겁을 먹다=怖がる

겁을 먹다は直訳すると、「恐れを食べる」となりますが、怖がるという意味になります。

겁을 먹어서 도망쳤다

恐れをなして逃げた

겁을 먹은 아이가 울기 시작했다

怖がった子どもが泣き始めた

겁을 먹지 말고 용기 내야 돼

怖がらないで勇気を出さなきゃ

「怖がる」という意味では겁나다という表現もあり、겁을 먹다とあわせて覚えておくと便利ですよ。

더위를 먹다=夏バテする

더위를 먹다は直訳すると、「暑さを食べる」となりますが、夏バテするという意味になります。

더위를 먹었는지 입맛이 없다

夏バテしたのか食欲がない

더위를 먹지 않도록 조심해

夏バテしないように気をつけて

저는 더위를 먹은 적이 없습니다

私は夏バテしたことがありません

似たような表現で더위를 타다という表現もあり、直訳すると「暑さに乗る」となりますが、こちらは「暑がる」という意味になります。

애를 먹다=手を焼く

애를 먹다は直訳すると「子どもを食べる」と恐ろしい意味になりますが、「手を焼く」という意味で使われます。

문제를 해결하는 데 애를 먹었다

問題を解決するのに苦労した

짐을 정리하느라 애를 먹었다
荷物を整理するのに苦労した

한국 생활에 적응하는 데 애를 먹었다

韓国生活に慣れるのに苦労した

욕을 먹다=悪口を言われる

욕을 먹다は直訳すると「欲を食べる」となりますが、悪口を言われるという意味で使われます。

욕을 먹어서 마음이 아팠다
悪口を言われて傷付いた

욕을 먹지더라도 전 신경 안 써요

悪口を言われても私は気にしません

친구가 욕을 먹었다고 울고 있었다

友達が悪口を言われたと泣いていた

욕을 먹다は他の表現に比べると、直訳からはあまり連想できない意味となりますが、これに対して面白い見解をしている方がいました。

먹는 것이 곧 그 사람을 형성한다고 할만큼 영양가 있는 음식은 중요하다.

그렇듯 우리가 “욕”이라는 것을 먹을 때 “독”을 섭취하는 것과 같지 않을까 생각한다.

食べることがまさにその人を形成すると言えるほど栄養がある食べ物は重要だ。

そのように私たちが「欲」というものを食べると「毒」を摂取するということと同じではないかと思う。

네이버 믈로그

悪口を言われることは、まさに毒を食べるのと同じことだ、という見解です。

だから「欲」を食べると表現する욕을 먹다は毒を食べる=悪口を言われるということではないかと。

こんな風に自分なりに語源を考えてみるのも、面白いですよね。

감동을 먹다=感動する

감동을 먹다を直訳すると[感動を食べる」となりますが、感動するという意味になります。

예의 바른 아이를 보니 감동을 먹었다
礼儀正しい子供を見て感動した

경치가 아름다워 감동을 먹었다
景色が綺麗で感動した

日常会話では「감동을 받다」という表現の方がよく使われるので、「감동을 먹」という表現は、あまり使われません。

골탕을 먹다=散々な目に遭う

골탕을 は直訳すると、「ひどい迷惑を食べる」となりますが、「ひどい目に遭う」という意味で使われます。

친구 말에 따라했다가 골탕을 먹었다

友達の言う通りにしたら、ひどい目に遭った

큰비로 골탕을 먹었다

大雨でひどい目に遭った

골탕을 먹어고 씩씩하게 살아라

ひどい目に遭ってもたくましく生きていきなさい

日常会話でそこまで頻繁に耳にする表現ではありませんが、それでも覚えておいて損はないですよね。

쇼크를 먹다=ショックを受ける

쇼크를 먹다は直訳すると「ショックを食べる」となりますが、ショックを受けるという意味になります。

시험에 떨어져 쇼크를 먹었다
試験に落ちてショックを受けた

그의 결혼소식을 들어 쇼크를 먹었다
彼の結婚の知らせを聞いてショックを受けた

쇼크를 먹어서 할 말이 잃었다

ショックを受けて言葉を失った

먹다を使う慣用表現いろいろまとめ

먹다を使う表現をいろいろ見てきましたが、本当にいろんな意味がありましたね。

考えてみると、日本語にも「食べる」を使った慣用句は、結構ありました。

  • 道草を食う
  • 時間を食う
  • 泡を食う
  • 年を食う
  • 気に食わない

日本語の慣用句はすべて「食べる」ではなく、「食う」になるんですね。

年を食うに関しては韓国語と同じ表現で、やっぱり韓国語と日本語って似ている部分が多いですよね。

みなさんもぜひ、今回紹介した表現を使ってみてくださいね!